最終日
山は
下ると
びっくりするぐらい
早く下れる
登るのにあんなに苦労するのに
その半分の時間で
もとどおり
ゴール地点には
滝があったので
ケンサンとふたりで入った
俺の体調は
よくなっていた
ポカラに着いた
荷物を置いていた
宿のおばちゃんが
待ってたよ
と出迎えてくれた
山に登ってよかった
自分のちっちゃさがわかった
わかってたけど
再認識した
自然には勝てない
自分に出来ること
自分の中にある山は
いくらでも
大きくすることが出来るけど
それだけじゃだめだ
緑
川
小屋
時に
雪
そして
人
必要なんだ
そうやって
心の山は
生い茂っていくんだ
気づけば多分
月にだって届く
帰り際
ヒマラヤが言ってた
「また来なさい」
バカヤロー
言われなくても
またくるわ
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