朝四時ごろ
何故か町に人が出始めた
なぜだろう
そう思って
とりあえずマチュピチュ村をフラフラし始めた
そろそろ
マチュピチュの入場券を買えるらしい
とりあえず
列に並んだ
そこで
一緒にいた人から聞いた話
マチュピチュは
隣にある山
ワイナピチュから見る景色が1番キレイらしい
なので
前の日にチケットを買って
当日に朝早くから並ぶらしい
でも
今日は天気がよさそうなので
ワイナピチュをあきらめて
マチュピチュの遺跡だけに行くことに
シャトルバスが出ているらしく
値段が高かったので
歩いていけると聞いたので
歩いていくことに
マチュピチュまでの道は
ネパールの山道を歩いたときの感じに
似ていた
調子よく
ぐんぐんぐんぐん
登っていた
一時間もしないぐらい
入り口が出てきた
とうとう
着いた
世界で一番行きたかったところ
思い起こせば
高校の時
世界史の先生と話したのが最初
資料集の紹介されていた
「天空都市マチュピチュ」
先生が
「こんな地球の裏側にある都市行くなら若い内だな」
その言葉は心に深く残った
はるか頭上にある遺跡に行くには
若いうち
絶対に行きたい
そう思い続けて
長い月日が経った
今目の前にあるのが
あのマチュピチュ
チケットを見せて
入場する
そして
一歩
一歩
近づいていく景色
そして
目の前に広がった
この景色…
とうとうココまで来たんだ…
感無量
まるでひきつけられるかのように
一時間ぐらい
ずっと眺めていた
それから
遺跡中を歩き回り
草が生えている
場所でゴロんと横になり
マチュピチュを体中で感じた
気持ちよすぎる
少し昼寝をして行こうと考えた
最高に贅沢な昼寝だ
昔
マチュピチュに住んでいた人も
こうやって
ここら辺で
仕事したり
子ども達は遊んだりして
疲れたときは
こうやってゴロンと横になって
太陽いっぱい体に浴びて
元気に毎日を送っていたのかな??
そんな事を考えながら
1時間半程昼寝をした
起きると周りにも昼寝をしているひとが増えていた 笑
そうして
また眺めのいいところに戻り
一時間
タダ
タダ
遺跡をながめていた…
最高だ
人も増えてきて
そろそろ
帰ろうと思い
立ち上がり歩き出した
けど
出口にさしかかり
体は引っ張られるように
もう一度
遺跡が全部眺められるところに戻った
ああ
ずっとここにいたい
けど
もう帰らなくちゃ
後ろから
思いっきり肩をつかまれるよな
名残惜しそうな感覚に襲われながら
一生忘れないように
網膜に風景を焼き付けて
マチュピチュ遺跡を後にした…
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