きょう
とうとう
ニャフルル
最後の日を迎えた
明日には
ナイロビに行って
そこから
飛行機で
スーダン
今日も
少し
遅めに起きて
いつもと
変わらない
一日を過ごそうとしている
変わるのは
それが
今日で
最後ということだけ
いつもと変わらない時間が過ぎていく
いつもどおりサッカーに行く前に
JICAの先生に会いに
ニゃンダルワスクールに
そういえば
ここに
一ヶ月前に来たんだよなー
感慨にふけって
先生とおしゃべり
すると遠くのほうに
俺が
学校見学したときに
めちゃくちゃお世話になった
ワンゴンベさんがいる
お世話になっている人が
挨拶しに行くということで
そこに便乗していく
「おーまた来たのー」
位の挨拶を交わした
そして
明日
ケニアを離れることを告げると
「あらそうなの!」
とびっくりした顔
そしてこの後の旅の予定を話す
ワンゴンベさんは
「この後の旅も良いたびになりますように」
と固く握手をしてくれた
そして
「あなたはいつでもここの学校にいらっしゃいそして一緒に働きましょう」
と言ってくれた
こんなにうれしい言葉は無かった
ワンゴンベさんとお別れした後
ケニアで出会った色んな人が
頭の中でぐるぐると巡って
(あの人とも最後に会いたいな)
(あ、あの人にもお別れを言っておかなきゃ)
なんてことを考えていた
そして
いつもどおり
サッカーに行く
今日で
子ども達とも
お別れ
学校が始まったせいで
いつもより
人数は少なかったけど
仲良しのやつはきてたし
いつもどおり
楽しかった
そして
終わったあと
お世話になった人が
「今日でジョーはさいごだから」
というと
みんなから
「ノー」
の声
純粋に嬉しかった
そして
みんなから
「なんでいなくなるの?」
「どこにいくの?」
「次にくるのはいつ?」
と質問攻めに
そして
ひとりひとりと握手してきた
みんながっちりと
ぎゅっと握手してきた
そして
「miss you~」
顔はおっさんみたいでも
やっぱりまだ子供なんだと思った
ありがとう
思えば
三ヶ月に
少し足らず
ケニアにいて
二ヶ月以上
ニャフルルにいた
そして
生活をしていた
お世話になっている人の
後ろに付いて歩いて
自分がしたいと思ったことを
そのままそっくり叶えてくれて
色んなところに連れて行ってくれた
そして
であった人の数々
ケニアにいた
月日と
お世話になった人がくれたもの
の
その
大きさ
最後の最後に
抱えないぐらいだって
知った
家の前のゲートに着くと
一緒に住んでいた
アントニオが
友達の結婚式で行ってた
地元から
帰ってきた
「おかえり!!」
お世話になっている人が声をかけた
「俺明日ニャフルルでるよー」
俺がいうと
アントニオは
「グットタイミングねー!」
と日本語的な英語を使ってきた
「グッドタイミングだよ!」
俺も返す
良かった
会いたかった人と取り合えず一人でも会えて
そう思いながら
僕とお世話になっている人とアントニオの
三人は
きれいで優しい奥さんとかわいい赤ちゃんのいる
家へと
いつも通りに入っていった
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